2017年5月20日土曜日

美味しい「干しバナナ」作りに挑戦


子供の頃、「干しバナナ」を何度も食べた覚えがあるが、最近スーパーなどお店で売っているのを見たことがない。

台湾に行った時、台湾バナナの里として有名な旗山に寄って、たまたま懐かしい「干しバナナ」を見つけてすぐに買った(以前のBlogココ)。

「干しバナナ」を食べたことがない人は、バナナチップスを想像されるかもしれませんが、バナナチップスは、輪切りにしたバナナを油で揚げたもので、パリっとしている。一方、「干しバナナ」は、グミくらいの固さで、バナナの甘み・酸味・旨みが濃縮されている。

台湾の「干しバナナ」をしばらくぶりに食べて、自宅でも作れないかと挑戦してみることにした。バナナは保存がきかないので、この方法が使えると、長期に保存できるし、バナナケーキや最近流行りのグラノーラなんかに混ぜても美味しいかも。

「干しバナナ作り」挑戦1回め

小さめのバナナでやってみた。バナナの皮をむいて、乾燥しやすいように、縦に4つに割ったものとそのままのものを、万能干しカゴに入れた。網につかないようにクッキングシートを敷いて、3日間陽の当たる軒下にぶら下げた。(夕方から朝までは家内に入れた)














結果「干しバナナ」は、だいたいできたが、バナナを縦に4つに割った場合は出来上がったものが薄すぎて、もう少し肉厚の感触がほしい。一方、そのままのバナナは乾燥不足。しかし、案外イケた。















「干しバナナ作り」挑戦2回め (失敗編)

普通に売っている大きめのバナナで、再挑戦。五日くらい干したが、ほとんど黒くならない。サイズは半分くらいになって、表面は触るとかなりカサカサ。断面は黒い部分と白い部分があってリング状に見える。食べてみると、表面は少しカサカサして食感が良くない。市販の「干しバナナ」のように、全体がクニャッとなるのが理想。熟していないバナナを使ったのが問題かも。それにしても、バナナの表面が黒くならないのは予想外。















「干しバナナ作り」挑戦3回め (成功編)

今回は、バナナを完熟させてから使った。皮に黒い斑点が出るまで待ってから使った。半分に切った分と、さらに縦に2つに割ったのを、乾燥カゴに干した。売っている干しバナナほど硬くなっていずモッチリした食感が良く、甘み、旨味も売っているものより上。


見かけは良くないですが、食べたら、もっと作りたくなります。










バナナは、ふつう房で購入することが多いが、食べきれずに黒くなって捨てることが多い。今までどれだけ捨てたことか😢!今回の方法で、干しバナナにすれば、長時間保存できるし、ムダがない。

注意が必要なのは、完熟バナナの表面の乾燥は最初素早くしないと傷むので、晴れて乾燥した日を選ぶこと。

また、網の乾燥カゴは絶対必要。野外で干すので、これが無いとハエやアリの餌食になります。

ぜひ、お試しください。

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