「アンデスメロン」の「アンデス」の由来が予想外です。
アンデスメロンは、高級メロンのマスク(アールス)メロンと見かけは同じで外はネットを張った緑の表面を持ち、中身も同じメロン色。
ちなみに、アールスメロンの「アールス」は、アールス・フェボリットという品種名の名前が由来。このメロンは、病気に弱く、育てるのが難しい。
一方、アンデスメロンは、アールスメロンを含むいくつかのメロンのかけあわせで、病気にも強い。
その後、「アンシンデス」が「アンデス」になったというワケ。
「サカタのタネ」が「アンデスメロン」を開発する前には、「プリンスメロン」しかなかった。外側は網がなくツルっとしていて中身はオレンジ。「プリンス」は、横浜の青果商グループ「プリンス会」が試食したことから命名されたという。