2017年9月12日火曜日

黒潮の大蛇行で今後どうなる?


日本列島の太平洋沿岸を沿って流れる黒潮に異変が起こっている。紀伊半島から東海にかけて列島から大きく離れる「大蛇行」が発生する可能性が高いらしい。

黒潮の大蛇行は、これまでも周期的に起こってる。95年以降5回観測されており、最も長かったのは75年から始まったもので、4年8か月間続いた。

蛇行がおきると、暖流である黒潮がより沖に離れるので、沿岸側の水温は減少する。こうなると、水温に敏感な魚の収量が減ってしまう。

実際、先の黒潮の大蛇行の時には、シラスの収穫が激減した。シラスが減れば、それを食べる大きな魚も減ることになる。

また、水温変化は海水の体積を変化させる結果、特に東海や関東の沿岸で高潮が発生しやすくなる。

黒潮の大蛇行で、フェリーやタンカーなどの海運業界も影響を受ける。潮の流れが変わると、ルート変更が余儀なくされる。

大蛇行が起こる原因はまだ分かっていない。周期的に起こってるので、原因はそのうち分かるのではないかしら。

ところで、黒潮は、たしかに黒い。プランクトンなどが少なく透明度が高く、太陽の光が水中であまり反射しない。そのため、光が入射すると戻ってこないので黒くなる。