山口県立美術館でやっている美術展覧会に行ってきた。他の県だと、出品できるのはその県民であることが条件だったりしますが、山口県美展は全国公募になっている。そのため、レベルが高い。広島県人もたくさん出品・入賞している。
今年の入選作品数は、61。なぜか毎年よりかなり作品数が少ない。大賞は、「崩れゆく摩天楼」。3つの食卓の上に、白で統一された多くの摩天楼が所狭しと並ぶ。よく見ると、かなり壊れていて、「崩れゆく」という意味を理解した。前にもどこかでみたような。
審査委員は3人だそうだが、この美術展は、昨年もそうだがこのようなインスタレーションが優遇されるらしい。
全体に前衛的・抽象的なものの方が多く、もう少し本格的な絵画の力作があったらよいと思った。個人的には、水面を描いた「水鏡」が気に入った。
審査委員は3人だそうだが、この美術展は、昨年もそうだがこのようなインスタレーションが優遇されるらしい。
全体に前衛的・抽象的なものの方が多く、もう少し本格的な絵画の力作があったらよいと思った。個人的には、水面を描いた「水鏡」が気に入った。