2018年9月5日水曜日

使い捨て鉛筆:これってなんて呼ぶ?



さて、問題です。写真の使い捨て鉛筆ですが、なんと呼ぶでしょうか?「ゴルフ鉛筆」「スコア鉛筆」「クリップペンシル」「簡易鉛筆」「アンケート鉛筆」とか、呼ぶ人もいますが、本当の呼び名は?





















答えは、「ペグシル」。大阪の岡屋株式会社が作っている。この会社の主力商品はまさに「ペグシル」。

当時、ゴルフ場ではスコアをつけるのに、4~5cmの短いB級品の鉛筆を使っていた。短いので、書きにくく、芯も折れやすい。ポケットに入れると、ポケットが真っ黒になる。

創業者が、ゴルフ場売店で牛乳瓶蓋を外す栓抜きを見て、針を鉛筆の芯に変えたらと考えて発明したのが、「ペグシル」。「ペグ」+「ペンシル」の造語で「ペグシル」と名付けられた。1975年に会社設立と同時に発売を開始した。

ご存知のように、使い捨てで安いので、ゴルフ場だけでなくイベント・コンサートなどでのアンケートのためにも多量に使われている。月産1000万本とのこと。

ちなみに、バッタ物でなければ、「Pegcil」「Okaya」と刻印されている。今は鉛筆の芯の代わりにボールペンがついたものもあるみたい。(岡屋株式会社のサイトはココ



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