旅館宿に着くと、室内にお茶と一緒に甘いお菓子が置いてありますが、これにはちゃんと理由があるそうです。
旅館宿に着くと、温泉に入る前に一息いれるために置いてあるお茶とお菓子をいただきますが、温泉に入る前に血糖値を上げておくためです。
夕食前で一番血糖値が下がっている状態で、そのまま温泉に入るとさらに血糖が下がってしまい低血糖でお湯の中で倒れてしまうかもしれないからです。
また温泉に入ると体から水分が奪われるので、血液が濃くなりやすく脳梗塞なども起こりやすくなる。
そのため、温泉に入る前に甘いものと水分を取るようにというのが、お茶とお菓子の意味。
10分の温泉の入浴は、10分のウオーキングの消費カロリーに相当するとのこと。
日頃の入浴でも、夕食の前より後の方が安全と思えますが、食後だと食べたものを消化するために胃や腸に血液が溜まっています。この状態で入浴すると、血液が全身に広がるので、消化がスムーズにいかないで、気分が悪くなったりする。
温泉と同じように、夕食の前に少しだけ糖分と水分をとって入浴するか、夕食後1時間は開けてから入浴するのがよいとのことです。
以前に行った「はげの湯温泉」