2018年9月18日火曜日

イグ・ノーベル賞、また日本人 2018



毎年この時期、本当のノーベル賞が発表される前に、「イグ・ノーベル賞」が発表される。

イグ・ノーベル賞は、1991年に創設された「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるノーベル賞のパロディー版。

日本人の研究がたくさんこれまで受賞していて、今年も受賞した。

受賞したのは、医師・堀内朗さん。

横になってお尻から細い管を入れる内視鏡検査の不快感や痛みを、どうすれば減らせるか。

「ふつうに座った姿勢なら簡単で痛みも少ない」。

内視鏡でポリープを見つけて切除することで、大腸がんの発症は9割減らせるという。

 座位検査は「恥ずかしすぎる」と不評で実用化されていない。しかし、「検査の敷居や負担感をいかに下げるか」の方が本当は大事。

このような楽しい研究ができる日本は、すぐ役立つ応用の研究しかできなくなりつつある中、まだ近隣の国から見れば、ましなのかもしれない。




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