2015年7月27日月曜日

あなたも知らぬ間に視野角が狭くなっている?

歳にともなって視野角が狭くなる。視野角というのは、見える範囲のことで、前を見ている状態で、両方向真横までみれれば、視野角は180度になる。若いと、220度くらい見えるが、加齢にともなって見える範囲は減ってくる。

高齢者の場合は約100度くらいになる。視野角が減ってくると、後ろから来た自転車に対応できなかったりして事故の原因になる。

これは、左右だけでなく、上下にも同じで、若いと125度(下75度,上50度)だが、歳をとってくると足下が見えないで、つまずく原因にもなっている。

左右の視野角を調べるのは簡単で、どなたかに頼んで(自分でもできるが)、手や箸を動かしてもらってどこで見えなくなるか左右で測定する。方法は上下も同じだが、直立して行なう。お腹が出ていると下はそれが限界になる。

また、動体視力も年齢とともに低下する。75歳以上の運転者が運転免許を更新する場合に義務付けられる高齢者講習では、運転適性検査の一つとして動体視力検査が行われている。

動体視力のテストができるゲームで能力を判定してみましょう(ココ)。

通算本塁打868本という大記録を持つ王貞治は、現役時代の絶好調の時、「打つ瞬間ボールが止まって見えた」「ボールの縫い目が見えた」と言ったそうだ。動体視力は、スポーツ選手やレーサーのように鍛えれば、歳をとっても高くなるらしい。

王貞治1



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