2015年7月20日月曜日

ビールを最大限美味しく飲む方法

ビールは、思っているより繊細な飲み物で、例えば缶ビールを缶のまま飲むより、5倍くらい美味しく飲む方法があります。

ビヤホールで飲むビールと、瓶ビール、缶ビールと中身は変わらないのに、明らかにビヤホールで飲むビールが美味しい。その原因は、泡に違いがある。

自宅で、瓶ビール、缶ビールをグラスに出すだけでまず美味しさは1.5倍になる。これらには、ビールの保存のため過剰の炭酸が注入されている。グラスに注ぐだけで、この余分の炭酸を除ける。

「三度注ぎ」の方法がもっとも美味しく入れられる。以下に詳しく説明する。

●その前に大事なのは、グラスをきれいにすること。グラスに少しでも油分や汚れがついていると、きめ細かな泡が立ちにくくなる。台所で使うスポンジは油を洗っていないグラス専用のスポンジを使って洗う。ビールをそそいで、グラスの内壁に泡がつくようなら問題外。

●きれいなグラス(冷やさないこと)が準備できたら、冷蔵庫で冷やした(夏なら4~6℃、冬なら6~8℃)缶ビールを高い位置から泡をだいたんに出しながらグラスの上までそそぐ。

●この状態で待つこと4分(ここがガマン)。液面はしだいに上がり、荒い泡も消え繊細な泡だけが残る。泡がふたの役割をして、香りが抜けるのを抑えるのが大事。

●液面がグラスの半分くらいになったら、今度は、2回めのビールをそそぐ。缶はグラスの口近くに保ちそっと入れる。泡が落ち着くのを待つ。20秒。

●3回めもそっと注ぐ。泡はグラス面から立ち上がり、1.5 cmくらいになるまで注ぐ(溢れることはない)。

●これで、完成。ビールの液と泡の比率は7:3。

この繊細でクリーミーな泡はビヤホールで飲むビールと同じで、うまさは格別になる。どうぞお試しを。




ビール2










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