2015年7月24日金曜日

ビールの王冠の溝数のナゾ

王冠には回りに溝があるが、この溝の数、実は21本で、それより少なくても多くても栓としてうまく使えない。

昔、母方の祖父の家が王冠工場を経営していたが、王冠は金属板を打ち抜くと同時に型にはめて王冠の形にする。

今でこそビール瓶のふたは王冠だが、元々はワインと同じでコルク栓だった。その当時ビール瓶は人の手で吹いて作られていたので、口の大きさも1本ごとに微妙に違っていた。ビール瓶の機械化大量生産とともに、王冠が採用された。

日本では、1900年に東京麦酒(前身は桜田麦酒で、後に大日本麦酒に吸収される)が利用したのが最初であるといわれている。

最後に、A4シート1枚で王冠の栓を抜く方法をご紹介。栓抜きがすぐ見つからないとき使えるかも。(下のYouTubeのムービー)


王冠1




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