2015年7月10日金曜日

梅雨に体がダルくなる:それは「水毒」かも

水毒(すいどく)という病気を聞かれたことはあるでしょうか?東洋医学の言葉で、体内に余分な水分がたまり、排泄されないことで起こる。美容や健康、ダイエットのために水分をとりすぎている女性に多い。

水分は1日1.5リットル以上とるようと言われるが、梅雨時のように湿度が高い条件では、発汗で水分が失われないので、体内に水分が滞りやすい。

日本人の死因は、心筋梗塞と脳梗塞など血管のつまりが原因。血栓を防ぐために、水分をとるのは大切。また、夏の熱中症を防ぐためにも、水分摂取は大事。ところが、取りすぎも実は問題がある。

水分のとりすぎは、体にたまった水が体を冷やし、胃腸機能を低下させる。さらに、代謝が悪くなり、排泄機能も低下する。結果として、体がだるくなり、むくみ、めまい、下痢や吐き気・嘔吐、腰痛、偏頭痛やくしゃみ・鼻水の症状があらわれる。冷え性も水分の取りすぎが原因の場合が多い。

東洋医学では、すべての食べ物を、体を温めるものと冷やすものに分類している。冷やすものは、きゅうり、なす、白砂糖、トマト、コーヒー、緑茶など。

一方、体を温めるものは、にんじん、かぼちゃ、ごぼう、れんこん、さつまいも、白菜、ネギ、生姜、唐辛子、紅茶、発酵食品など。

運動することも大事。激しい運動である必要はなく、ウオーキングやストレッチくらいで十分。睡眠時には、お腹を冷やさないようにすればなおよい。


唐辛子1



広島ブログ