2015年7月13日月曜日

リンゴ病、各県警報発令 特に妊婦に注意

先日書いた「手足口病」とともに、「りんご病」の感染者数が毎年と比べて3倍近く増え、東京都をはじめ多くの県で警報が出ている。

「伝染性紅斑」または「りんご病」は、発熱などのかぜのような症状が出た後、ほおなどが発疹でりんごのように赤くなるウイルス感染症(ヒトパルボウイルスB19)。

主に小児で感染が流行しているが、大人でも感染し、特に妊婦が感染すると流産につながる恐れもある。

症状としては必ずしもないが感染7日めごろ発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛などがある。感染10~20日(潜伏期間)の後、頬に赤い発疹が現れ、 続いて手・足に網目状などの発疹がみられる。発疹は1 週間前後で消失する。

発疹する前にウイルスが出てくるので、症状が現れる前に人に感染させることになる。このため、症状がないまま他の人にうつすことが多い。

感染は、飛沫または接触感染による。マスクの着用やうがい・手洗いが有効。特に妊婦は、子供に近づかない方がよい。


リンゴ病



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