2017年4月6日木曜日

交通事故でなりやすいむち打ちとバレー・リュー症候群

知り合いが、少し前に交通事故にあって、当日はピンピンしていたのですが、3日くらいから頭痛、めまい、熱もあるというので、病院に行きました。

病院で言われたのは、「バレー・リュー症候群」だそうです。

その名前を知らなかったので、調べて見ると、

交通事故では衝突による衝撃で、首に損傷を受けてしまうことが多く、典型的なのは「むち打ち症」。むち打ち症は、首の頚椎が捻挫すること。

バレー・リュー症候群というのは、1920年代にフランスのバレーとリューによって報告された首の損傷で、自律神経(主に交感神経)が異常興奮した状態になってしまうことで、関連の症状が出てくる。

症状としては、頭痛、めまい、耳鳴り、視力低下、胸の痛み、脈の乱れ、息苦しさ、喉の痛みなどがある。

治療としては、自律神経の興奮を抑える為に、頚部交感神経節の1つである星状神経節にブロック注射を打つ。喉の前から麻酔薬を注射するが、たいして痛くはないそうだ。たいてい、1−2ヶ月で症状はなくなるそうだ。

バレー・リュー症候群は、自覚症状だけで証明が難しいので、後遺障害等級としては、むち打ちと同じレベル。



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