久々に、美祢市の秋吉台に行ってきた。
秋吉台をご存知ない方に説明すると、秋吉台国定公園は日本最大のカルスト台地。その地下には、秋芳洞、大正洞、景清洞などの鍾乳洞がある。
元々はサンゴ礁だったものが地面のしゅう曲によって盛り上がり、雨で削られて台地になったのが秋吉台。内部も削られ、鍾乳洞になった。
カルスト地形というのは、このように生物由来でできた石灰岩が雨や地下水でできた地形のこと。
秋吉台上はほとんど木がなく草原になっていて、大きな石灰岩がゴロゴロして見える。このような景色は、毎年山焼きしているからで、もし山焼きを止めるとすぐに森林になってしまう。
秋吉台に来る旅行者は、ふつう秋芳洞入り口から入るか、秋吉台展望台に上がって眺める。さらに、車で「秋吉台カルストロード」を南北に縦断して行くことも多いかと思う。
今回は、秋吉台の東側、中尾洞周辺から登り、中国自然歩道を経て、地獄台、冠山、烏帽子岳とトレイル。地獄台まではほぼ人が入らないコース。ところが、景色はかなりグー。
植物が緑になるにはもう少しかかる時期でしたが、空にはヒバリがピーピー鳴いて飛んでいました。珍しいマムシグサやオキナグサ(↓)も咲いていました。
雨の多いなか、晴天になって気持ちよくトレイルできました。
大きな石灰岩がゴロゴロあります。
マムシグサ
オキナグサ
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