2019年1月19日土曜日

フライパン考:鋼板と鋳鉄の違い



フライパンを新調しようと思っています。

これまで使っていたのは,アイリスオーヤマのステンレスフライパン。耐摩耗試験で100万回をクリアした特殊コートということでしたが,1年も経たずにコートがダメになってしまいました。

最近のTVで,「魔法のフライパン」というのが説明されていました。普通のフライパンは,鋼鉄の板を型抜きして変形させて作るところ,「魔法のフライパン」は鋳鉄で作ります。

鋼鉄と鋳鉄の違いですが,炭素含有量が異なり,鋳鉄は2.14%以上と多く,一方鋼鉄は炭素含有量が少ない。炭素を多くすると硬くなるがもろくもなる。

鋳鉄は,高温で液状に溶かし型に流して固める鋳物にする。型に入れるので,あまり薄くできないのが欠点で,結果としてフライパンだと重くなる。

これを乗り越えたのが,「魔法のフライパン」で,厚さが1.5ミリにまで薄くした。その結果,かなり軽いフライパンになっている。

結果,200℃に達する時間は、44秒とダントツに短い。ステーキを焼く時,お肉の表面に素早く焼き目ができ内部はジューシーに仕上がり旨味を逃さない。

コーティングがないフライパンは,焦げ付きを防ぐため,メンテナンスが必要です。洗剤で洗わず,常に油となじませておく必要があります。タワシなどでこすってぬるま湯で洗った後,素早く水分を拭き取り,油を塗っておく必要があります。

「魔法のフライパン」の納期は、約2年半以上とのこと。(Amazonで3倍くらいの値段で売っていますが。。)

そんなに待てないので,もう少し調べてみます。




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