2019年1月25日金曜日

なかなか面白いグリコのヒストリー



一昨日の「グリコ」のマークの話につづきますが,なかなか面白いグリコの歴史についてです。

江崎グリコ株式会社の最初の商品が「グリコ」。発売は,1922年(⼤正11)年のこと。ちなみに,それに続く商品が,「ビスコ」。

「グリコ」のパッケージには,両手をあげて走る人といっしょに,「ひとつぶ300メートル」「おいしくてつよくなる」という2つのキャッチフレーズが書かれている。

そもそも「グリコ」の名前は,創業者の江崎利⼀が,故郷佐賀県で,漁師が牡蠣を煮て干した牡蠣を作っているところを見て,捨てる煮汁をもらって帰りその成分を調べた。その中には大量のグリコーゲンが含まれていた。

グリコーゲンは,ブドウ糖がたくさん結合したもので,肝臓や筋肉などで蓄えられているエネルギー源。血糖値が下がってくると,蓄えられているグリコーゲンがブドウ糖になり,血糖値を維持する。

利⼀は医師の許可を得て、病弱だった⻑男に牡蠣のエキスを与えたところ,少しずつ健康になっていった。

そこでこれはと思い,人々の健康のため,グリコーゲンを広く⼀般に広めるため,キャラメルに入れることを発想した。

グリコキャラメル1粒のカロリーは,16 kcal。 身長165cm、体重55kgの人が分速160mで走ると、1分間に使うエネルギーは8.21kcalになり、一粒で1.95 分、約300m走れることになりる。

というわけで,「ひとつぶ300メートル」にはちゃんと意味があったわけです。そして,「おいしくてつよくなる」にも。

ところで,今のグリコキャラメルは、ハート型。実は、グリコが誕生した当初もハート型だった。自動包装機の都合で,1953年から1987年の間は白い紙に包まれて四角になっていた。

というわけで,四角いグリコを知っていれば,45歳以上ということになります。