2016年10月20日木曜日

そうなんだ:「バッテラ」の由来が面白い

お寿司のうち、「バッテラ」は独特で美味しいですよね。

「バッテラ」寿司は、大阪が発祥だそうです(サバ寿司は京都が発祥)。個人的には、甘酢で煮た透明の昆布が上に乗っているのが好きです。

この「バッテラ」という言葉、漢字が浮かばないので、たぶん外来語かしら?

調べてみると、「バッテラ」はポルトガル語で小舟を意味する「bateria(バッテイラ)」に由来する言葉。

明治中期、大阪でコノシロをネタにしたお寿司が人気だったが、コノシロは収穫に変動があり、収穫できない時に、サバが代わりに使われた。これが受けて人気になって「バッテラ」が始まった。

コノシロをお寿司にするのに、酢じめの後、腹開きにしてすし飯を詰めて押さえると、ちょうど小舟のような形になったので、「バッテラ」と名づけられたそうな。

今のサバの「バッテラ」に昆布がのっているのは、もともとサバのくさみを除くためだそうです。

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