おさしみやお寿司に、黄色い菊の花がついているのをご存知と思いますが、なんのためについているのか、ご存知でしょうか?
もちろん、おさしみの赤や白色を美味しく、きれいに見せる飾りとしての役割があります。
他にも殺菌効果も持っています。さらに、じつは食べることができます。
あの黄色の菊の花を花びらに分けて、さしみ醤油に浮かべ、刺身と一緒にいただきます。香りは少なく、味は少し苦みがありますが、さしみの美味しさを邪魔することはありません。
菊の花には、抗酸化作用もあり健康にもよいとされています。
この食用の子菊は、愛知県豊橋市がシェア9割というから日本のほとんどの食用菊を生産しているそうです。他にも、発ガンの抑制・コレステロールの低下・中性脂肪を低下させる効果があるとの研究結果が発表されています。
菊は、古代より中国で延命長寿の花として菊茶、菊花酒、漢方薬として飲まれている。中国から日本に伝えられた食用の大きな菊は、茹でてお浸しにしたり酢の物、合え物、天ぷらや吸い物に用いられている。