2016年10月24日月曜日

ツボにモクモクが効くお灸:最近のマイブーム

子供などに、悪いことをして「お灸をすえるぞ」「やいとをすえるよ」と言っても、もう意味が分からない時代になっているかもしれませんね。

祖父母の時代の人の肩や背には、丸い大きなアザののようなお灸の痕があったように覚えています。お灸には、薬局に売っているモグサを使います。モグサは、ヨモギの葉の裏にある繊毛を集めたもの。

モグサを固めて、肩などにのせて、線香などで火をつける。煙がモクモク出て、見ていただけで経験したことはないが、かなり熱いに違いない。アザはもちろん火傷や水疱のあと。

そんなお灸をまったく忘れていたのですが、もう何年も前から「せんねん灸」にはまっています。「せんねん灸」は、モグサをモクモクさせる点では変わらないのですが、台座があって、直接肌に触らないようになっています(↓)。

このため、それほど熱くはありません。肩や腕などの凝っていて、指で押して気持ちよい場所にはり付けて、モクモクをやります。モクモクは2−3分で、モグサの成分による効果と熱効果で、肩など血行がよくなって信じられないくらい軽くなります。

「せんねん灸」の欠点は、自分でできないこと。見える体の前側や腕、足なら自分でできますが、最も使いたい肩甲骨当たりは自分で貼るのは危険です。パートナーなどに頼むしかありません。

効能は、首・肩こりだけでなく、頭痛、関節痛、腰痛、冷え性、むくみ、足の冷えなど。



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