2016年10月16日日曜日

ラーメンのスープの素:後入れでないとイケない理由

インスタントラーメンの作り方の説明を見ると、具はお湯を入れる前、スープの素は後で入れるように書いてある。

凍結乾燥した野菜などの具はお湯で戻す時間が必要なので、お湯を入れる前に入れないといけないのは分かる。スープの素はどちらでもよさそうに思う。どうして後入れなのかしら?

調べてみると、後入れでないとイケない理由があった。

ラーメンも茹でるタイプとお湯を入れるカップ麺タイプで異なる。スープにも、粉スープと液体スープがある。

茹でるタイプでは、粉スープと液体スープどちらも後入れにする。味噌汁の味噌を最後に投入するのと同じで、後で入れることで香りが飛ぶのを抑えるため。

カップ麺タイプ(お湯を入れるだけのタイプ)は、粉スープを先に入れるとカップの底に溶け残りが残ることがある。また、液体スープは先にいれると、一部の麺が先に吸ってしまい麺が正常に戻らなくなる。

また、先き入れでは、入れる液体スープの体積によっては、全体の温度が下がってしまう。その結果、予定時間では麺が固いままということも。説明には、フタの上にのせて温めてから後入れするように書いてある。

ところで、茹でるタイプのラーメンの作り方説明には、火を止めてから粉スープを入れるように書いてある。火を止めないで入れると、粉を投入したときに突沸して火傷する可能性があるから。危険です!

最後に、そばやうどんの天ぷらについては、後入れするようにと説明がありますが、個人的にはふやけた方が好きなので、先き入れにしているのは、私だけ??

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