2017年12月8日金曜日

服薬なしでインフルエンザで異常行動 注意必要


今年のインフルエンザの警報はまだ出ていないので、毎年と比べるとマシかも。ただ、県全体の定点あたり報告数が流行開始の目安である1.00を上回っているので、流行はスタートしているそうです。
インフルエンザに罹ったら、24時間以内に病院でタミフルやリレンザもらって服用すれば、体全体に広がることもなく、軽症で済む。

ただ、これらの薬には副作用があって、窓から飛び降りるなどの異常行動などが、特に未成年者で起きている。実際、昨年だけでも異常行動が54件報告されている。

異常行動は、突然起きて部屋から出ようとする。興奮してベランダに出ようとする。外を出歩き話しかけても無反応。襲われる感覚から外に飛び出す。突然笑い出し階段を駆け上がるなど。

子供を寝かせていれば大丈夫だと思ったところ、飛び降りて死亡した例もある。今まで薬の副作用と考えられてきた。

ところが最近、タミフルやリレンザを服用しなくとも異常行動があることが報告されている。原因は不明だが、高熱にで脳に影響を与えての可能性が高い。

子供がインフルエンザと診断されてたら、少なくとも2日間は極力1人にしないよう注意し、窓や玄関を施錠し、できるだけ1階の部屋で寝かせ、また2階の場合はベランダに面していない部屋で寝かせること。



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