長年使って年季の入ったフライパンは、外側は焦げでボコボコになっているし、内側も焦げついてしまったのですが、これをなんとか綺麗にしたいと思い、ネットも参考に色々試して、結果完全に焦げつきを除くことができました。
かなり焦げついたフライパン。これを綺麗にします。
今まで試した方法とその結果を順に説明していきます。
① 中に水を入れて30分くらい煮る
そもそもこんな方法で焦げが取れるなら、料理の中に焦げが入ってくるはず。思いつつ、試してみたが、予想どおり。
② 空焚きで20分熱して、水につける
ちょうど、刀鍛冶で、熱した鉄を水にジューとやる要領ですね。やってみましたが、効果なし。爪でこすると少し取れるところができる程度。
③ 重曹を入れて20分煮る
ネットでは効果大とのことですが、②と同じ結果でした。
④ 酢を入れて煮る
これもネットでは効果大とのことですが、効果ないです。ネットにある方法は鍋のちょっとした焦げつきを取る方法で、長年焦げついたフライパンの場合、炭素だけでなく油がかなり含まれていて、同じ方法では無理らしい。
⑤ 換気扇用の洗剤でこする
焦げの油を除いてはどうかと思って、換気扇用の洗剤を泡だてスポンジでこすってみた。かなり黒い成分は出てくるが、焦げつきのデコボコは、目に見えての変化はない。
⑥ クレンザーをつけたスポンジでこする
クレンザーは研磨剤を含んだ乳液のような洗剤。原液をスポンジに含めて擦っていると、クレンザーの色が黒くなってくるので、少しずつコゲが削れるのが分かる。しかし、焦げつきのデコボコは、目に見えての変化はない。
⑦ クレンザーをつけて、タワシでこする
タワシでこすってみましたが、コゲのデコボコは変化なし。ピカールも使ってみましたが、同じ結果です。少しだけの焦げつきならここまでの方法で解決できるように思います。
⑧ 100番のサンドペーパーで焦げをこする
クレンザーを入れながら、サンドペーパーでこすると確かに焦げが取れてきます。ただ、焦げつきのデコボコはまだ変化なしです。
⑨ スクレーパーで削り取る
ここまでくると実力行使しかありません。100円ショップで買ったスクレーパー(お好み焼きをひっくり返すコテでも可)でこすり取ってみた。ゴソっと取れる。それでも取れない場所が半分くらい出た。
⑩ 最後の手段
上の方法のいずれかで、時間をかければフライパンの焦げつきを除けると思いますが、今回の焦げは最強。最後の手段として、金属カップブラシを電動ドリルの先につけて、焦げを削りとりました。これだと完全に焦げが除けました。
金属カップブラシで焦げを削っていきます。
サビ取りヘッドで残った焦げを除きます。
仕上げに、1000番のサンドペーパーで磨きました。
まとめ
焦げ付きがひどい場合、HPに出ているどの方法も結局大した効果はなかった。ドラスチックかもしれないが、スクレーパーや電動工具を使って削り取るのが簡単だった。ここまで焦げがつく前にこまめに焦げを除く日頃のメンテナンスが大事ですね。