2018年3月3日土曜日

センター試験「ムーミン」の問題の物議


今年の大学入試センター試験で「ムーミン」が登場した。

第5問の問4で出てきた(↓)。

問題は、北欧3国(スエーデン、ノルウェー、フィンランド)を上げ、フィンランドのアニメがどれかを選び、さらにその国の「いくらですか?」の言葉が書いたカードがどれかを選ぶというもの。

まず、「小さなバイキング ビッケ」はバイキングなのでノルウェー。2択なので、フィンランドはムーミンのカード(タ)を選ぶ。

そして、フィンランド語は(B)。フィンランド語は,ハンガリー 語などと同じウラル語族の言語で,他の英語やドイツ語などのヨーロッパ言語とは大きく異なっている。

正解は、これでよいと思うが、専門家から物言いがついた。

物言いは、「物語の舞台のムーミン谷は架空の場所」「ビッケと仲間たちが住んでいる村もノルウェーとは明示されていない」ということで、どちらも国は決まっていないわけだ。

これに対し、フィンランド大使館は、公式ツイッターアカウントで「ムーミン谷はきっとみんなの心の中にある」とツイートした。

さてさて、受験生には公平な問題が望まれるので、作問者や入試センターは頭が痛いところでしょうネ。

久々にムーミン、スナフキン、ミーなど思い出しました。




センター試験の問題(クリックで拡大)


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