NHKガッテンで紹介されていた便秘解消の最新方法をメモしておきます。
2017年に、医師による「便秘診療ガイドライン」が発表され、その中で、「排便困難型便秘」というのは、便秘解消に効くと言われてきた食物繊維、便秘薬、ヨーグルトなどによる腸内環境の改善などはほとんど効かないとのこと。
肛門の近くにある恥骨直腸筋は、力が入ると直腸を締めて便を止めているが、便を出そうといきんだ時にもぎゅっと締まってしまい、肛門が開かないのが「排便困難型便秘」。
この便秘の症状は、便意はあるのに出ない。長時間いきまないと便が出ない。残便感があるなど。
直すには、「肛門を締めたり緩めたりする運動」を繰りかえす。5秒間肛門をぎゅっと締め、5秒間緩める。これを1日に10セット繰り返し、1ヶ月ほど続ける。これで、恥骨直腸筋を疲れさせることで排便を促すことができる。
ついでながら、ガッテンでは、何度も「便秘解消」がテーマになっていて、1つ前の話では、便秘の人の約8割に効果が期待できる「改善ワザ」が紹介されていた。
腸内細菌が食べ物を分解するときに出るメタンガスが、腸の曲がったところに溜まると大腸の動きを鈍くなる。腸の運動を活性化させるために、寝る前の1日10分うつぶせ寝になって、お腹を圧迫する。
その後、寝返りを打つように左右に5往復身体を傾ける。これで、ガスを1箇所に溜めないようにすると同時に腸を動かすことになる。水分も十分摂りましょう。