2014年10月31日金曜日

ほとんどの人が間違っているマスクの付け方

だいぶ寒くなってきた。マスクをしている人をたくさん見かけるようになった。ところで、ほとんどの人はマスクの付け方や取り扱い方を間違っているそうだ。マスクの扱い方を間違うと、逆に感染リスクが増えてしまう。マスクの使い方をまとめてみた。

マスクには裏表がある, そして上下がある
ゴムの取り付け面でマスクの表裏を決めていませんか? ゴムの取り付け面を顔側にする人が半数以上いるらしいが、これは間違い。

使い捨ての不織布マスクには、片方にノーズフィットというワイヤーが入っていて、変形させて鼻の形にフィットさせるものが埋め込まれている。マスクはノーズフィットを上に向けた状態で使う。

上下を見分けるポイントの2番は、プリーツ(折り返しのヒダ)を下向きにすること。プリーツが上向きの状態でマスクを使うと上向きになったプリーツの中にゴミや花粉やウィルスなどがたまってしまう。このプリーツが下向きの面が表になる。

装着時の注意
プリーツを上下に完全に広げ、顔にあて、ノーズピースを曲げて鼻の形に合わせ、あごの下までマスクを伸ばす。どこにもすき間がないように顔にフィットさせる。基本的にマスクを通して、空気を吸いたり吐いたりするのが目的であることを再確認しましょう。

時々、鼻はオープンにして口だけにマスクをしている人、あごだけマスクしている人、マスクの意味なし。

装着中と装着後のマスクは触らない
装着後のマスクの外側表面は、菌やウイルスを口や鼻に入らないようにトラップしているのだから、当然そのような危険な生物がまとめられてついていると思わないといけない。マスクをはずす時、そのような部分を手でけっして触ってはいけない。装着中も同じ。

はずしたマスクは再利用しない。捨て方にも注意!
使ったマスクはビニール袋に入れて口を閉じるか、蓋のついたゴミ箱に入れるなどの方法で、速やかに捨てること。マスクは再使用してはいけない。再使用すると、あつめた細菌と接触したり吸うことになる。ましてや表裏をこの時逆にするのは最悪。マスクを捨てた後は、かならずすぐていねいに手洗いをすること。




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