2016年9月26日月曜日

教習所では教えてくれないマナー:ハザード編

教習所では教えてくれないが、長い間車を運転している人は大抵知っている(?)車のランプの使い方を、経験も交えて整理してみました。案外「そうだったのか」と知らずにいたこともあるかも。

今回はハザード・ランプ(非常点滅表示灯)の使い方。白色の2重線の三角マークのある赤いボタン(↓)を押すと、前後の方向指示器のすべてが点滅をはじめる。

ハザード・ボタンは、ドライバーに万一のことがあった場合を想定して、助手席側からも操作できるように、運転席と助手席の間に設けられることが多い。

ハザード・ランプの本来の使い方は、
  • 故障で路肩に駐車するとき
  • 車を牽引するとき
など、非常時に後続の車や対向車に知らせるのが目的。夜間など路肩にしばらく駐車する場合も点滅させる。

しかし、他にも使っている場合がある。
  • 渋滞最後尾のハザード:高速道路などの渋滞で、最後尾のクルマが追突事故などを予防するために使用する。
  • サンキュー・ハザード:合流や車線変更時に、進路を譲ってくれたクルマに対して「ありがとう」の意味で2、3回ハザードランプを点滅させる。
  • リバース・ハザード:商業施設などで駐車スペースにバックで駐車する時、ハザードランプを点滅させて後続車にバックする意志をより強く伝える意味で使われる。
サンキュー・ハザードは気持ちよいコミュニケーションとしてよいのですが、前方の走っている車が本当は故障で緊急停止を意味していたりすると、追突事故につながるので注意が必要。

ハザードランプ
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