今回はハザード・ランプ(非常点滅表示灯)の使い方。白色の2重線の三角マークのある赤いボタン(↓)を押すと、前後の方向指示器のすべてが点滅をはじめる。
ハザード・ボタンは、ドライバーに万一のことがあった場合を想定して、助手席側からも操作できるように、運転席と助手席の間に設けられることが多い。
ハザード・ランプの本来の使い方は、
- 故障で路肩に駐車するとき
- 車を牽引するとき
しかし、他にも使っている場合がある。
- 渋滞最後尾のハザード:高速道路などの渋滞で、最後尾のクルマが追突事故などを予防するために使用する。
- サンキュー・ハザード:合流や車線変更時に、進路を譲ってくれたクルマに対して「ありがとう」の意味で2、3回ハザードランプを点滅させる。
- リバース・ハザード:商業施設などで駐車スペースにバックで駐車する時、ハザードランプを点滅させて後続車にバックする意志をより強く伝える意味で使われる。