2016年9月16日金曜日

トイレの温水洗浄便座を自分で交換して分かったこと

トイレのウォシュレットの温水が冷たいままになってしまった。メーカーに問い合わせてみると、もう部品がないとのこと。新しいのを買って交換するしかない。

ネットをみると、自分でDIYで交換している人がいたので挑戦することに。業者に便座を交換してもらうと、8,000円くらいかかるのと、見られたくないよごれも見られると思うとDIYで挑戦することに。

温水洗浄便座は、TOTO、LIXIL(もとINAX)、パナソニックの3社が全体のシェアの9割近くを占め、それぞれのシェアは、54、24、10%でTOTOが一番。

メーカーによって呼び名が違っていて、一般に「ウォシュレット」と呼ぶが、これはTOTOの商標名で、「シャワートイレ」はLIXILの商標名。パナソニックは、「ビューティ・トワレ」という何のことか分からない名称になっている。

ウォシュレットが出たのは1980年。それからはだいぶ進化している。最近の機能について整理すると、
  1. 貯湯式と瞬間式の2タイプがある。おしり洗いの温水を本体内蔵のタンクに溜める方式が「貯湯式」で、使う瞬間に水を温めて噴出する方式が「瞬間式」。「瞬間式」の方が電力消費量は抑えられ、電気代がかなり削減できる。
  2. 使用する時だけ便座を温める機能。暖房機能はありがたいが、従来のものは便座を常に温めているので電気代がかかっていた。
  3. 脱臭・除菌機能。各社、方法は違うが、特に除菌に力を入れていて、汚れが残らないようになっている。「除菌イオン」「きれい除菌水」「ナノイー」など
  4. 便蓋や便座を人感センサーで自動開閉する機能。
  5. おしり乾燥機能
価格が高くランクの高い製品ほど機能が増えていく。低ランクのものに貯湯式が多く価格も安い(1.5-3万円)。瞬間式は高いランクのものに多い(3万円以上)。

上の2、3の機能は何らかの形でついていて、4がつくとさらに値段が上がる(4-6万円)。5のおしり乾燥機能がつくと、フル装備になって8-10万円になってしまう。

温水洗浄便座の寿命をHPで調べると、5-10年。うちの場合もたぶん10年くらい使ってきた。これだけもってくれれば、少々価格が高くてもよいとも思う。

LIXILの商品は工務店やリフォーム会社経由で購入するようで、今回のように自分で交換する場合は、ホームセンター、電気店、アマゾンなどで購入できるTOTOもしくはパナソニックから選ぶことになる。

今回の交換に際して考えたことは、

貯湯式と瞬間式では電気代が年間6,600円と3,300円と半額で済むのでほしいところ。

フタの自動開閉は迷ったが、ふたは開くが、男性用に便座を上げるにはフタの開閉ボタンを押す必要がある。今回は必要ないと判断した。

おしり乾燥機能は、乾燥を待つ時間がかかるのと案外音がうるさいので、必要ないと判断した。

メーカーをパナソニックにするか、TOTOにするかだが、性能的には変わらない。ネットをみるとパナソニックの製品は故障や破損が多いような書き込みが多かったので、TOTOにすることにした。

結局、アマゾン限定で安売りしていたTOTO ウォシュレット KMシリーズ 瞬間式 温水洗浄便座 ホワイト TCF8AM66#NW1、3,9800円を購入することにした。

アマゾンには、「よく一緒に購入される商品」として「リモコン取り付け用プレート」が書いてあるが、梱包内には取り付け工具も含めてすべて入っているので必要ない。

取り付けは、説明書どおりで問題なくできる。設置後の使用感ですが、温水の出方は問題なし。便座に座ると自動で便座にミストをふきつけて水のクッションを作り、汚れを付きにくく、落ちやすくなっているので、掃除が楽になるかも。

難をいえば、フタが前のに比べると重い。座ったときおしりの落ち着きが悪い。どちらもそのうち慣れると思いますが。。自動開閉フタはあった方が新鮮で、ちょっと後悔しています。






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