本当に殺人事件の数が増えているのかしら?それとも。。
法務省の報告から日本の殺人事件被害者数の実数を見ると、1955年の2119人をピークに死亡者数は減っている。現在は年間300人くらい。
死者数が減っているのに、ニュースでの印象は毎週のように殺人事件が報道されている。他にニュースになるようなことがないので、取り上げられているのかもしれない。
ただ、統計を調べてみると、殺人事件の中身が親子、兄弟など家族内での怨恨によるものが10年前からみると1.5倍も増えている。確かに、最近のニュースになっている事件でも兄弟や親の殺人が多い。内容が社会に訴える内容なのでニュース報道が増えているのかも。
統計でもう1つ気になるのは、男女の違い。殺人の加害者人数比は男性が圧倒的に多い。ところが、上に書いたように全体の事件数が減っている中、女性の数はまったく減っていない。女性の社会進出はこんなところの数字にも現れているのかも。
それにしても、教育が問題だと思う。今の教育は人の心をつくる教育になっていない。すでに若い親もすでにその状態で、子供をしつけられないでいるので増々大変なことになるのではないでしょうか。