2016年9月27日火曜日

教習所では教えてくれないマナー:ウインカー編

教習所では教えてくれないが、長い間車を運転している人は大抵知っている(?)車のランプの使い方を、経験も交えて整理してみました。案外「そうだったのか」と知らずにいたこともあるかも。

今回はウインカーの使い方。

ウインカー(方向指示器)は、右左折や進路変更の時に、その方向を周囲に示すための装置。右左折する場合、30メートル手前の地点に達したときにウインカーを点滅させる。車線変更の時には、ウインカーは3秒前に作動させることになっている。

ところが、実際の車をみてみると、「方向指示器」という名前が悪いのか、交差点で車が曲がる直前にウインカーを出したり、曲がりながら出す車が多い。出さない危ない車もまあまあいる。他車との衝突を回避するためには、早めに回りに知らせるのが大事。

ウインカーは、他の目的でも使っている場合がある。
  • 路肩などに駐停車しようとするとき、また、発進するときもウインカーで後続の車などに合図を送る。これは道路交通法で規定されていないが、教習所で習う。
  • 車を後退しながら右もしくは左に回転する場合、後退灯と一緒にウインカーを出してまわりの車に知らせる。
  • 路肩駐車での左ウインカー:路肩に駐車する時に左ウインカーを出してそのままにしておく車は多い。車から一時的に離れる場合など、「すぐ戻るから」という意味もあるのかもしれないが、後続車から見れば、左折しようとしていると勘違いして待っている車もあるので、ハザードランプに代えるのが正しい。
  • お先にどうぞ・左ウィンカー:後続車が追い越しをかけようとしている場合や煽られたら、左ウィンカーを出して左に寄り、道を譲りましょう。
  • 高速道路での右ウィンカー:追い越し車線で、後ろの車が「右ウィンカー」を出している場合は、前の車に「左側の車線によってくれ」という意味。パッシングよりはあつかましくないので、道を譲ってあげましょう。

ウインカー
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