「オービス」は、米国ボーイング社の商標だが、それ以外の取締機も含めて日本では「オービス」と呼んでいるという。
制限速度を大幅に超過した車を検知すると「超過速度」の記録と「車のナンバープレート」、「運転手」の撮影を行う。写真には助手席の人の顔も写る。
撮影の瞬間に、ストロボ(フラッシュ)が発光するので撮影されたことが運転手には分かるようになっている。数日から30日以内に警察から車の所有者に出頭通知が送付される。
法律で、道路でオービスが現れる前には、警告する標識が設置箇所の約1 - 3km前に少なくとも2箇所設置することになっているので、その標識を確認・注意できれば、撮影されることはないはず。
それでは、何キロまでオーバーすると、撮影されるかというと、高速道路の場合制限速度の30キロオーバーで取り締まり対象。一般道の場合20キロオーバーでオービスが反応する。
オービスは場所が固定されているので、カーナビにも登録されていたりして速度違反で捕まる車は少なくなってきている。最近は、小型化した移動型のオービスが出てきている。そのため、設置が数時間だけというものもある。
もっと、恐いのはパトカーの屋根についたオービスレーダー。パトランプの横に白い箱があるのですぐ分かる(↓)。このオービスは対向車の速度も測定できる。
30キロオーバーでオービスに撮影されると減点3点、 2万5千円の罰金になる。まわりの車に迷惑をかけない程度で、のんびり運転しましょう。