2016年9月2日金曜日

服生地のUVカット加工の効果:UPFを知ろう

服を着ていても外出を繰り返すと、内側の肌が日光で焼けるのはご存知のとおり。最近の夏服には、吸汗・速乾性などの機能性に加えて、UVカット加工が普通になってきている。

夏服の生地の繊維の編み目を荒くすることで、吸汗・速乾性はよくなるが、一方で光は中に入ってきやすくなる。

UVの透過の度合いは、生地の繊維の素材でも変わってくる。すけすけでない布地はもともと9割のUVをカットするが、ポリエステルはUVを吸収するので、特殊な加工をしなくてもさらにカットする効果が高い。

日本で作られる化繊布地の半分はポリエステル。ただ、通気性が悪い欠点がある。一方、コットン生地はTシャツに使われるように通気性に優れるが、UVカットの性能が低い。ポリエステルとコットンの混紡の素材がおススメ。

繊維へのUVカット加工方法としては、2種類あります。

1つは、紫外線を吸収したり反射するセラミック粒子をポリエステル繊維に練り込んだ生地。

もう1つは、出来上がった布地に紫外線を吸収したり反射するコーティング剤を吹き付けたもの。後者は繰り返しの洗濯でだんだんUVカット効果は薄れる欠点がある。

生地の色でも紫外線の吸収は異なる。白い色のものより、黒もしくは濃い色の方が紫外線を通しにくい。白い生地の場合、紫外線の一部は反射して顔などに照り返す問題もある。

「UV加工」されていれば、色に関係なく99%以上紫外線をカットできるので、できるだけUV加工の服を選ぶのは正解。

最近、衣類に「UPF」という数値が表示してあるものがある。「紫外線保護係数」というもので、「50+~40」「35~25」「20~15」の3段階に分かれている。

10分間紫外線を肌に浴びてできた日焼けと同じ程度の日焼けをするのにかかる時間が算出できる。表示が「UPF50」であれば、10分×UPF値50=500分。つまり、その服を着ていると、同じ程度の日焼けをするのに500分かかる。日焼け止めのSPFと同じような指標。

これからまだまだ、紫外線は強いので、日焼け止めとともにUVカット生地の服で対策しましょう。

PS: 日焼けさせたくない服やバッグに使うコーティングスプレーというのを見つけました(↓)。長持ちさせるのによいかも。


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