いつもながら、かなりの盛況だった。入選した日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真、デザインなど様々なジャンルの力作が並んでいた。
今年の大賞は、作品名「昼下り」(作者:吉田崇宏さん)で、写真の作品。道の駅「萩しーまーと」周辺で、山積みのトロ箱を発見し、その幾何学的な形の面白さに惹かれて撮影した、とあった。山積みのトロ箱の下にいる猫がこの写真を決めている。
昨年の大賞の方の100号の油絵が、今年は準大賞受賞だった。大きな絵はやはり迫力がある。
気に入った作品は、岩礁に白波が打ちつけるなか、海鳥が岩に取り付いていて人を寄せ付けない写真。他にも、たくさん力作があった。