2017年3月14日火曜日

殺処分救われた「夢之丞」のその後

2014年8月に豪雨で広島市北部で起きた土砂災害があったのは記憶に新しい。死者は74名、家屋全壊133戸と、大きな被害をもたらした。

この時、「夢之丞(ゆめのすけ)」という救助犬が押し潰された家屋から行方不明者2名を見つけて立派な仕事をしたのを覚えているでしょうか?

夢之丞は、広島県動物愛護センターのガス室前で殺処分を待っている状態だった。ところが、ガス室が満杯になり処分が延期されたところを、偶然センターを訪れていた、NPO「ピースウィンズ・ジャパン」のスタッフが救った。

その後、救助犬として訓練されることになった。

夢之丞は広島市土砂災害が初出動で、その後も、2015年ネパールでの大地震、2016年の熊本大地震にで捜索・救助活動を行なっている。

NPO「ピースウィンズ・ジャパン」では、殺処分前の犬を引き取り、獣医師による診断や適切な健康管理をし、ドッグトレーナーによるしつけを行なっている。

訓練したあと、広島市内の譲渡センターなどで新しい飼い主を探している。(広島市の犬猫譲渡サイトはココ。ワンコ、ニャンコの写真アリ:山口はココ。他の県でも動物愛護センターでやっています。)

この団体は、「ワンだふるサポーター」という活動をしていて、殺処分される犬を救い、セラピー犬などにするための基金を集めている(ココ)。ぜひ、心ある方は寄付してあげてください。

それにしても、犬猫ブームの陰で、飼い主に捨てられ年間約10万頭が殺処分されている事実を知らないといけない。



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