今日朝、「みちびき2号」を載せたH2Aロケット34号機が、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、成功した。「みちびき2号」はGPS(全地球測位システム)衛星になる。
日本のロケットの成功率は、以前は高くなかったが、ここ最近28回連続成功と素晴らしい。打ち上げは何度見ても「スゴイ」の一言(ムービー↓)。
「みちびき1号」は、2010年に上げられていて、今回が2機め。全部で4機になると、アメリカのGPS衛星を使わせてもらわなくともよくなる。
今まで解像度が低くて10メートルの誤差があったのが、自前でやれるようになると、数センチになる。日本国内の山間部や都心部の高層ビル街などでも測位できるようになる。
今後、自動車の自動運転装置を発展させるためには、どうしても必要な解像度。1180億円かかるそうだが、東京オリンピックが1兆3千億円と比べると安いかも。というか、オリンピックが高いのでは。