2017年6月30日金曜日
「てるてる坊主」の由来がちょっと怖い!
梅雨なのに、今年はうちの辺は雨が多くありません。昨日晩はしっかり降ったみたいですが。。
ところで、子供の頃は、遠足の前の日など軒下に晴れを祈って、「てるてる坊主」をつるしたものです。
「てるてる坊主」の習慣は、中国にもあり、白い紙で頭を作り、赤い紙の服を着せ、ほうきを持たせた女の子の人形を使うそうです。
「雲掃人形」や「掃晴娘」と呼ばれて、日本と同じように軒下につるして晴れを祈ります。 ほうきは、雨雲を掃いて除くため。
ところで、てるてる坊主の童謡は、みなさんご存知の通り、
てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ
いつかの夢の空のよに 晴れたら金の鈴あげよ
ところが続きがあって、3番には、
てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ
それでも曇って泣いてたら そなたの首をチョンと切るぞ
なかなか怖いのです。たぶん、中国から伝わった「雲掃人形」の風習が日本に来て、女の子からお坊さんに変わったようです。
昔、領主が寺のお坊さんに雨が続くので、晴れるよう仏に祈るように命令しました。お坊さんがお経を読んで、これで明日から晴れると領主に伝えましたが、翌日晴れませんでした。領主は怒って、お坊さんの首を切って布に包んで吊るしたところ、次の日は快晴になりました。
これが、日本の「てるてる坊主」の由来となったそうな。
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