2018年5月25日金曜日

竹と笹は同じなのか?違うのか?



竹と笹はどう違うのでしょうか?葉を見るかぎり種類的には仲間のように思えますが、竹は大きな木になるので、別種のようにも思います。

調べてみると、竹もササも同じイネ科タケ亜科で、大型サイズのものが「竹」、小型のものが「ササ」ということ。

実は、「竹」の名前は「高い」や「丈(たけ)」が由来。一方「笹」は、「ささい」「ささやか」の「ささ」が由来で「小さい」という意味。

成長の初期には、節に稈鞘(かんしょう、タケノコの皮)をつける。茎が伸びた後、この稈鞘が落ちるものが「竹」で」、長く残っているものが「笹」と分類するらしい。

どちらも、タケノコを作る。タケノコの段階で大きくなった後と同じ細胞数は準備されていて、細胞は水を吸って一気に大きくなる。このため、タケノコの伸びる速度は、一日で1メートルも伸びることができる。

この時期、遠くから竹藪を見ると、先端が尖ってすらっと高く伸びていて枝葉が少ないのが、今年のタケノコが育ったもの。古い竹と同じくらいの背丈に伸びている。



広島ブログ