ノーベル賞をまた日本人がとりました。
ノーベル医学生理学賞に、京都大学の本庶佑教授が選ばれた。本庶教授は宇部市上原小学校、上原中学校、山口県宇部高校出身。
授賞理由は「免疫抑制の阻害によるがん療法の発見」。共同受賞者は米テキサス大のジェームズ・アリソン教授。
本庶教授は、免疫チェックポイント分子「PD-1」を発見したことが評価された。これをもとに、がん治療薬「オプジーボ」が開発された。
オプジーボは、免疫T細胞のPD-1と結合し免疫の働きにブレーキがかからないようにする免疫チェックポイント阻害薬で、小野薬品が開発している。
すでに、多くのがん患者の治療に使われ効果が示されている。
医学生理学賞の受賞は、利根川進(1987年)、山中伸弥(2012年)、大村智(2015年)、大隅良典(2016年)に次ぎ、5人目。
日本人として、うれしいかぎりだ。