2014年1月4日土曜日

佐賀古湯温泉に行ってきた

佐賀県古湯温泉に行ってきた。泊まった宿は、「鶴霊泉」(かくれいせん)。

温泉の歴史:
司馬遷の『史記』によると、紀元前3世紀ころ、中国の徐福が、秦の始皇帝の命を受け、不老長寿の霊薬を求めて日本に来た。ある日「湯の神」が目の前に現われ、徐福に向かって「この山中の西北あたりに、黄金の霊が湯となって湧出するところがある。」と告げた。徐福一行が、お告げにしたがって行ってみたところ、温泉を発見した。これが、古湯温泉の発見となった。

しかし、元禄の大地震で城山が崩れ、温泉が塞がってしまった。それから88年を経た寛政3年、古湯村の住人稲口三右衛門が、小田の水道に鶴が脛を浴して数日の間に傷が癒えて飛び去ったところを目撃した。右衛門は、この出来事を不思議に思い、鍬を携えて辺りを掘ったところ、温泉が湧き出てきた。この温泉を「鶴の湯」と呼び、後に「鶴霊温泉」と名付けた。

鶴霊泉の名物は、めずらしい天然砂場。砂風呂というと、暖かい砂を体にかけるイメージだが、温泉の底が砂で、その砂のあいだから温泉が湧いているというもの。温泉遺産にも認定される珍しい温泉。

泉質はpH9の弱アルカリ、温度は36度で少し低めだが、横に暖めた風呂があるので、交互に入るとよい。他に家族風呂にも入れてもらった。最近TVに出たところのようで、女将はその話ばかり。部屋は改装していたが△(洗面台×、空調×)。食事は今風のダイニング風で◎。

温泉のHPはココ


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