2014年1月14日火曜日

防府天満宮で弓始式(ゆみはじめしき)

13日成人の日に、山口県防府天満宮では、弓始式(ゆみはじめしき)が行なわれた。

菅原道真が射的の達人だったことに因み、境内の邪気をはらう行事として古くから行われている。10年ほど前からは未来を担う若者たちを激励しようと新成人が矢を放っている。この日は、防府市弓道連盟に所属する新成人10人が、男性は着物姿、女性は振袖姿で古式にのっとり、12メートル先の「邪」と書かれた的に向かい2本ずつ矢を放った。

***菅原道真が文武両道というのは、初めて知った。もっとも興味をもったのは、的の文字が「邪」(下の写真)というところ。これだと的を外すと困るのではないかしら。***

同じ日、下関市長府宮の内町の忌宮(いみのみや)神社では、弓を射て無病息災や五穀豊穣を祈願する奉射祭(ぶしゃさい)が行なわれた。神事の後は弓道大会も開かれ、試合を前に新成 人の出場者ら4人による奉射もあった。

忌宮神社の神事は、約1800年前に攻め込んできた新羅の将軍を仲哀天皇 が射倒した故事に由来。将軍の首を埋めて石で覆ったとされる鬼 石の前に置かれた直径約1.8メートルの的に向かって、礒部宮司がさかきの木で作った弓をひいた。




















(参考:読売新聞)

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