台風の湿った空気が流れ込んで、大きな「線状降水帯」が東京から栃木、茨城県さらに新潟に渡って発達した。「線状降水帯」というのは、聞いたことがなかったが、集中豪雨の線状の帯のことだ。
「線状降水帯」では、積乱雲が次々と発生し大雨をもたらす。今回の帯はかなり巨大で、日本海側の秋田にまで続いている。
2014 年 8 月 20 日の広島での大雨 ・土砂崩れ被害も線状降水帯によるものだった。
今回、栃木県や茨城県などでは、関東初の大雨の特別警報が発表され記録的な大雨となった。茨城県内を流れる鬼怒川が数カ所で決壊して、たくさんの家が流されたり、浸水しているようだ(↓)。
そして今日は「線状降水帯」は北上し、東北にも被害をもたらしているという。
大雨により被害に遭われた皆様には心よりお見舞いを申し上げます。