外国人に日本食を説明すると、怖がられる料理や食材は案外いっぱいある。
たとえば、「おかしらつきの焼き魚」。西欧人は魚の切り身は食材にいくらでも使うが、頭は除いてある。日本は、頭から尾までそろっているのがメデタイのだが、外国人はコレがダメ。
目が一番ダメみたい。そのため、ちりめんじゃこもダメだそうです。マグロの目玉のまわりが美味しいと言ったらヒカれてしまった。
2つめは、日本人の好物TOP10にも入る「ウナギの蒲焼き」。ヘビと同じように見えるウナギを食べるのは、だいぶ抵抗があるらしい。美味しいのに。
3つめは、意外にも「お好み焼き」。カツオ節がユラユラ揺れる姿が怖いらしい。「たこ焼き」も同じ。たこ焼きは、具材のタコそのものもダメ。タコはたくさん足を持つ「悪魔の使い」として忌み嫌われている。
4つめは、「馬刺し」。アメリカやヨーロッパで馬を食べるのはタブーの人が多い。3年前にヨーロッパで食品に馬肉が偽装混入されていて大事件になったほど。
5つめは、「生卵」。日本以外の国では、サルモネラ菌などがいて、生で食べるようにはできていないので、彼らには食べる習慣がない。スキヤキを溶き卵で食べるのができない。
6つめは、「フグ刺し」。猛毒を持つフグを食べるのは、ありえないと言われる。日本人も、長い時間をかけてたくさんの人がフグ毒に当たることで試してきて、フグ食文化を築いてきたワケなので特別なものだが、理解されない。
7つめは、「活き造り」。 まだ、動いているのを新鮮と思い、ありがたいと思うのは日本人だが、外国人にとっては目の前で苦しんでいるのを食べるのはイヤだそうです。
8つめは、「クジラ」。インテリジェンスを持つ動物を食べるのは、人を食べているように思うらしく、できないらしい。油を取るために絶滅に追い込んだのは、彼らなのですが。
9つめは、「白子」。彼らには、卵と違って、精子は食べる物ではないらしい。
最後は、「納豆」。ネバネバしていて、糸をひき、匂いもきつく腐った大豆を食べることができる外国人は今まで1人しかみたことがない。その人も、もう一度食べるかと聞くと、「No, thank you」でした.
日本食が世界無形文化遺産に登録されても、これらが世界に流通するには時間がかかるかも。
ただ、中国人は日本に旅行に来て美味しいことを知って、本国に帰ってどんどん食べ始めている。ウナギやクロマグロなどは彼らによって絶滅に拍車がかけられている。
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