「名奉行遠山の金さん」などテレビ時代劇や「仁義なき戦い」などのヤクザ映画で知られる俳優の松方弘樹さんが21日、脳リンパ腫で亡くなった。
バラエティ番組に出てくる時の少し抜けたそして気さくな様子と、映画に出た時の強面でドスのある雰囲気とのイメージギャップがかなりある面白い人だった。
父親の近衛十四郎は、時代劇映画・時代劇TVの大スターだったが、その面影がいつも松方さんには感じられた。
ヤクザ映画の「仁義なき戦い」では、広島県の暴力団の若頭という存在感のある役を好演した。
釣りの好きで、山口県の萩沖で巨大マグロを釣ったのは記憶に残っている。
昨年2月に体調不良を訴えて入院。脳リンパ腫での闘病を公表し、治療に専念していた。脳はもともとリンパ系組織がないが、リンパ腫ができることが稀にある。脳リンパ腫は進行が速く、致死率も高い。
まだ、74歳という若さなので、残念です。
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