2017年10月20日金曜日

高速道路の落下物で悲しい事故


先日、岡山県津山市の中国自動車道で、女性2人が横転したトレーラーにはねられ死亡するという悲しい事故があった。

死亡したのは広島市内に住む親娘で、避難して高速道路の路肩に立っていたのにはねられた。

親娘の乗った軽自動車が、路上に落ちていた大型トラック用タイヤ(直径約1メートル)に乗り上げ事故を起こした。エアバッグが作動し、前輪も大きく破損した。

親娘は110番通報をした後、車を降り路肩へ避難した。

その直後、後ろから来たトレーラーも同じタイヤに乗り上げ、路肩にいた2人を巻き込み、ガードレールに衝突・横転した。親は即死、娘は病院に運ばれたが間もなく死亡した。

偶然が重なった悲しい事故だと思う。高速道路のガードレールの外に避難していたらと悔やまれる。

落下物の回収件数は高速道路だけで5年間で160万件以上という。もっとも多い落下物は、
プラスチック・ビニール・布類、自動車部品類(タイヤ、自動車付属品等)、木材類(角材、ベニヤ等)だそうだ。

落下物は、一般道だと住民も落下物があれば通報するので、スムースに撤去されるが、高速道路の場合、係員が見回るので撤去が間に合わない。今回も速やかに撤去されていれば事故にならなかったはず。

落下物を見かけたら、110番に通報するなり、サービスエリアで職員に連絡するなりして、皆で悲しい事故を減らすようにしましょう。




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