先週から山口県立美術館で始まっている「奈良西大寺展」に行ってきた。奈良大仏のいる東大寺は有名だが、その東大寺に対応するように西大寺もある。
奈良時代、東大寺を作った聖武天皇の子供の称徳天皇が、西大寺を作った。
今回、西大寺創建1250年記念ということで、この「奈良西大寺展」は、東京、大阪、山口で開催されいる。それぞれ東京三井記念美術館、大阪あべのハルカス美術館で開催されてきてきた。
西大寺の国宝、重文の仏像、秘宝がたくさん並んでいた。特に釈迦如来像は圧巻。他にもたくさんの仏像が並んでいた。それらをこれだけ近くで拝見できるのはありがたい。
愛染明王像も立派だった(↓)。13世紀の蒙古襲来「元寇の役」のとき、この仏像の前で叡尊和尚が祈祷した。すると、愛染明王像が持つ矢が西に飛びとともに、神風が吹き敵の船団を沈没させた。
奈良のお寺に行っても簡単には見れないものが多いので、お時間があればぜひどうぞ。
開催期:2017年10月20日(金)~12月10日(日)
休館日 : 月曜日
※ただしファーストマンデー(第1月曜日)の11月6日・12月4日は開館。
観覧料 : 一般1,300 (1,100)円/シニア・学生1,100(900)円/18歳以下無料
HPは
ココ。