2017年10月24日火曜日

ネット「炎上」という言葉はどこから?


数年前からネット用語なのか、「炎上」というのが普通に使われるようになってますね。

「炎上」といえば、「お城が炎上した」という使い方が普通なので、なんとなく抵抗がある言葉ですが、もともと英語圏のネット用語で「Flaming」をそのまま訳したみたい。

「炎上」というのは、不祥事の発覚や失言などがネット上で広がり、非難が殺到し収拾が付かなくなっている事態。ただ、最近使っているのをみていると、ネット上で広がってたくさんの人がアクセスするだけでも「炎上」と言っているように思う。

米国の調査によると、炎上のほとんどは、リンクされた引用元の記事をきちんと読まずにタイトルだけ読んでまた次に投稿が繰り返されて拡散した結果だそうです。

そのため、意図した情報操作も可能になる。昨年の米国大統領選で、ロシアが情報操作に関与したという疑惑も上がっている。米国のように世界一の情報監視組織があってもそうなので、日本はあまりにも脆弱かも。

もう少し前、中国で日本のアパホテルのホテル客室に、「南京大虐殺」や「慰安婦の強制連行」を否定する書籍があったということで、中国ネットが「炎上」した。

「アパホテルに泊まらない」運動が起き、さらに中国の旅行サイトでは、アパホテルを検索しても表示されなくなってしまった。嫌日本の気持ちがちょっとのことで発火、炎上した例だ。












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