2017年10月18日水曜日
寒暖差が10度以上になると、寒暖差疲労になるかも 大変!
10月に入ってからどんどん寒くなっていきますね。年間で一日の温度差が一番大きいのは、何月だと思いますか?
気象庁のデータ(ココ)で、各月の最高温度と最低温度を調べ、一日の温度差を月ごとで計算してみました(↓)。
山口県でのデータで計算しました。一日の温度差、いわゆる「寒暖差」は春の4、5月と11月がピークになる。
夏場は寒暖差は小さいので、そこから突然寒暖差が大きく変化する今の10月が体調を崩しやすい。特に夏場エアコンのある環境にいた人は、この時期体調を崩しやすい。
恒温動物である私たちのヒトの身体は、気温差に対応して体温調整をしようとするので、寒暖差が大きいほどエネルギーを消費してしまう。その結果、最近言われるようになった「寒暖差疲労」になる。
寒暖差が10度を超えると、「寒暖差疲労」になりやすいと言われていて、罹ると自律神経が乱れ、カラダが疲れやすくなったり、冷え性、頭痛、肩こりが起こりやすくなる。免疫力も下がることになる。
「寒暖差疲労」を防ぐため、エアコンがきいた温度差のない部屋がよいかというと、逆にからだの体温調節機能が衰えるので、外に出た時ちょっと寒くなるだけで風邪をひくことになる。
寒暖差を予防し免疫力を上げるためには、着る服で体温をこまめに調整すること。特に首回りを保温することで全身の体温調整ができる。そして、入浴で血のめぐりを良くすること。睡眠もしっかりとること。
一日の最高最低温度の差の月平均を月ごとにプロットした。横軸が月。