2017年10月2日月曜日

あなたのロコモ度をテスト:2ステップテスト



最近、「ロコモ」という言葉をTVなどでも聞くようになった。「ロコモティブ・シンドローム」のこと。

「ロコモティブ(locomotive)」は、「運動の」という意味で、「シンドローム」は「症候群」。「ロコモティブ・シンドローム」というのは、「運動器症候群」という意味になる。

元々は、変形性関節症、関節リウマチなどの運動器疾患や加齢による運動器機能低下することをさしていた。

ところが、今の「ロコモ」と言っているのは、もっと広い意味で使われているように思う。運動不足で筋力低下して体の動きが悪くなることや姿勢が悪くて怪我をしやすくなるような、体の動きの不調をなんでも指しているらしい。

ロコモ予防するには、まず自分の体がロコモかどうかのチェックをしましょう。

次の5項目
①片足立ちで靴下がはけない
②家の中でつまづいたり滑ったりする
③階段を昇るのに手すりが必要
④横断歩道を青信号で渡りきれない
⑤15分ぐらい続けて歩けない

の中から1項目でも当てはまれば「ロコモティブ シンドローム」としている。

先日のTVによると、「2ステップテスト」という新しい診断方法が紹介されていた。

①まずスタートラインを決め、両足のつま先を合わせる。
②できる限り大股で2歩歩き、両足を揃える。(バランスをくずした場合はやり直し)
③2歩分の歩幅(最初に立ったラインから、着地点のつま先まで)を測る。
④2回測って、良かったほうの記録を採用する。
⑤2歩幅(cm)÷身長(cm)で、「2ステップ値」を計算する。

さて、この「2ステップ値」が

😁1.3以上の人は問題なし。

😕1.1以上1.3未満の人は、ロコモ度は1。
筋力やバランス力が落ちているので、タンパク質をしっかり摂り、運動量を増やしましょう。
😞1.1以下の人は、ロコモ度は2。お医者に行きましょう。

日頃から無理しない範囲で筋力をつけるように「ロコトレ」(参照ココ)するとよいでしょう。





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