2018年4月11日水曜日

子供のセルフコントロール能力を測る「マシュマロ・テスト」


昨日の「マシュマロ」の続きですが、「マシュマロテスト」という有名な子供用の心理実験がある。スタンフォード大学の心理学者・ウォルター・ミシェルが開発したテスト。

4歳の子どもを一人何もない部屋に入れ、目の前に美味しそうなマシュマロを1つ置く。

子供に対して、「15分出てくるので、食べてはいけません。戻って来るまで食べるのを我慢できたら、戻ってきたときにマシュマロをもう1つあげます。食べてしまった場合は2つめはないよ」と告げて、部屋を出る。

子どものその間の映像を観察すると(下のムービー)、なかなかいじらしい。マシュマロをいろいろ触ったりにぎったり、少し舐めったり、一旦口に入れて出したりする。少し角をかじる子どももいる。

23%の子どもが15分間を耐えて2つめのマシュマロをゲットした。

食べたい気持ちを抑えるのは「セルフコントロール能力」の1つ。親による「しつけ」などでこの能力を上がってくる。しかし、甘やかされた子どもはこの能力が低く、大人になっても社会的にやってはいけないと分かっていることもやってしまうことになる。









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