2018年4月22日日曜日

「ネコババ」の「ババ」って?


少し前のニュースで、政務活動費を架空の費用を計上して私用に使っていた県議の話がありましたが、同じようなことは何度もありますね。

2年前に政務活動費でカラ出張を繰り返していて、記者会見で泣き喚いた野々村元兵庫県議がどうなったかと調べてみると、懲役3年、執行猶予4年の判決。

ところで、TVニュース解説に出てきた「ネコババ」という言葉。どうして「ババ」なのでしょうか?

「ネコババ」は、漢字では「猫糞」と書いて、猫が糞をしたあと、足で砂をかけて隠し、何事もなかったように立ち去るところから来ているそうです。

ところで、イヌも同じように排泄後に後ろ足で「ザッザッ」と砂をかけますよね。それなら「イヌババ」でもよいように思います。

実は、イヌとネコでは排泄後の砂かけの意味が異なる。イヌの場合、マーキングが目的で、後ろ足で「ザッザッ」とすることで、足裏の肉球の分泌物もつけて、自分の縄張りを主張するため。そのため、この行動はイヌの縄張り意識が強いオスで見られる。

一方イヌと異なり、ネコは排泄物に丁寧に砂をかける。自分の居場所を隠すのが目的。

というわけで、「イヌババ」ではなくて、「ネコババ」になるのです。



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