2018年7月2日月曜日

祝:世界遺産登録「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」



6月30日に、ユネスコが「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本両県)の世界文化遺産への登録を決めた。

江戸時代のキリスト教弾圧のなかで信仰を続けた希少な宗教文化が評価された。世界遺産の国内での登録は6年連続で22件目。

ちなみに、昨年は福岡県の「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群」。

1637年の島原の乱で武装蜂起したキリシタンらが立てこもった「原城跡」、漁具や貝殻を祈りの対象に見立てるなど漁村特有の信仰形態が続いた「天草の崎津集落」、現存する国内最古の教会「大浦天主堂」など。

来年の世界遺産委では、国内最大の前方後円墳、大山古墳(仁徳天皇陵、堺市)を含む「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」(大阪)の登録が審議される予定。

こうした歴史遺産を世界で認めてもらうのは嬉しいこと。保存もしっかりやることにもなる。インバウンドを増やすにも役立つし。ただ、外国人にはマナーを守ってほしいですね。




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